前号にて鉄骨造の雨漏り調査依頼を受け、点検口を増設させていただいたことを記させていただきましたが、その後調査地では大きな風雨がなく、目視確認が出来ていないところです。その記述の折、もう一件ご紹介させていただこうと思っていたことを本日は記させていただきます。
その案件は、個人住宅の維持補修工事見積依頼です。宗教施設はどこも代表役員の最終責任者(宮司や祭司、住職など各宗教で呼称の違いがあります)がいらっしゃいますが、その代表役員を支える民間の方々(氏子、信者、檀家等はやり各宗教で呼称の違いがあります)がいらっしゃいます。その方々の中でも皆様のお世話役をされていらっしゃる役員さんのご自宅を見ていただけますか?との依頼も頂ける場合がございます。今回のケースは浴室の保温性向上、外廻り塗装面の耐久性向上、設備機器の更新相談とどれも普段の業務内容とかけ離れています。でも弊社の協力業者は100%社寺専門の協力業者なはずもなく、一緒に調査チームに入って頂き、提案を頂き、ともに議論を重ねて、少しでも「宮大工さんの会社に頼んで良かった」と思っていただける努力をさせていただいております。提案資料もまとまり近日見積と併せて提出予定です。仮に受注できなくてもこの提案が依頼者の今後の指針になれば幸いです。こちらも結果をご報告させていただきます。
次号もお楽しみにお待ちください。
文責 管理建築士 中山幹治
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